STORY
小さいころから、病院のベッドが私の居場所だった。
長く通えなかった学校。うまく笑えなかった教室。
気がつけば、私はいつもひとりぼっちで——
誰かと心から話した記憶なんて、ない。
大学に入っても、それは変わらなくて。
賑やかなグループの輪には、近づく勇気もなくて。
そんなある日。
何気なく投稿したSNSに、あなたが「いいね」をくれて。
気がつけば、毎晩メッセージで話すようになってて……
あなたの言葉に、救われる夜が増えていきました。
ねぇ、もしもこの気持ちが"恋"だとしたら、
私はちゃんと、あなたの"彼女"になれてるかな?